老人性の頭皮かゆみ（老人性乾皮症)
老人性乾皮症は加齢に伴い、新陳代謝が低下し、皮膚表面の皮脂が不足するために皮膚の水分保持機能が低下し皮膚が乾燥して白い粉を吹いたような状態になることです。
頭皮も同様に乾燥してひび割れ、かゆみを伴うことになります。特に空気が乾燥する冬に、痒みが強くなることが多いようですね。
かゆみを引き起こすのは、ヒスタミンという化学物質なので、抗ヒスタミン薬を用いてかゆみを抑えますが強力な痒みには効きにくいようです。
症状が進むと、湿疹となり皮脂欠乏性湿疹とか老人性湿疹といわれます。老人性乾皮症の予防には、皮膚を乾燥から守ることが第一です。
ゴシゴシと洗いすぎて皮脂を取り過ぎないようにし、加湿器を使用したり、入浴後にスキンケア、保湿クリームを使うなど湿度を保つことが大切ですね。
かゆみを引き起こしやすい食べ物、辛いもの、ヒスタミンを多く含んだ食品、イカ、タコなどを食べ過ぎないようにし、アルコールも血管を拡張するので避けるようにしましょう。
頭皮の汚れ（油）を浮かせて頭皮環境を集中ケアするシャンプーとは
