紫外線量が多いのは1 日のうちでは午前10 時から午後2時、年間を通して増えてくるのは4月から9月です。外で過ごすのが楽しくなる時期には、自分に合った紫外線対策を準備しておいたほうがいいでしょう。紫外線対策は肌のタイプによって違ってきます。自分の肌のタイプを理解し自分に合った紫外線対策を考えることは効果的な紫外線対策となります。紫外線を同じように浴びても、皮膚に同じ結果が起きるとは限りません。一般に肌の色が黒い人ほど、紫外線に対する抵抗力が強いようです。一般に日本人の肌(スキンタイプ)は3種類に分類され、それぞれ日焼け後の皮膚症状が異なります。
・スキンタイプT
日焼けにより赤くなりやすいが、ほとんど黒くならない。水泳などでは水疱ができる ほど強い日焼けをする。日焼け止めをしっかり塗る、服装を工夫するなどの対策が必要 です。
・スキンタイプU
そこそこ赤くなり、黒くなる。(TとVの中間)
・スキンタイプV
少々日に当たってもあまり赤くならずに黒くなる。紫外線には比較的強いタイプです。
日焼けですぐに赤くなるスキンタイプTの子供はスキンタイプUやVの子供に比べると同量の紫外線を浴びてもDNAに生じる傷の量は数倍高く、つまり皮膚癌になる可能性が高いといえます。 スキンタイプは遺伝するので、スキンタイプTの両親の子供は生後できる限り早くから不必要な日光を浴びない様気をつけましょう。
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